ご報告

私事ですが、10月29日に父が亡くなりました。70歳でした。

6月に体調を崩し、治療を続けていましたが、10月下旬にお医者さんから「11月末が峠」と言われ、残り時間をどうやって過ごしてもらおうか、家族で相談していた矢先のことでした。
もう少しいろんな話をしたかったのですが、苦しむ期間が少なくなったのはよかったのかも知れません。

父は「昔は女性で車の運転をする人は少なかったけど今は普通だろ?そのうち将棋も女性が普通に指すようになるはずなんだ」と言って、私と妹に将棋を教えてくれました。女なんだからこうしろとかこうしちゃだめだとかは一度も言われたことがなく、人間としての生き方考え方を教えてもらいました。

入院するまではむすめと会うたびに将棋を指していました。むすめは最初「もうじいじと将棋が指せない」と言って泣きましたが、今は「じいじとは心の中で指せばいいんだよね」と言っています。

むすめの成長とLPSAの今後を楽しみにしてくれていた父の気持ちに応えられるよう、また頑張っていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。