奇遇ですね

うちの娘も今「スイスイ解こう詰将棋オール1手412題」を解いています。
(画像が出せないんですが超初心者にはお勧めの素晴らしい本です)
うちの子は柊くんと違って実戦(しかも平手)ばかりやりたがっていたのですが、自分の経験(もちろん反面教師)から「結局将棋は終盤だよなあ」と思うので、しばらくは詰将棋をできるだけやらせたいと思っています。

しかし、小さい子に毎日解かせるのって親のほうが大変なんですよね。まだ習慣になってないのでサイクルを作るのが…里見さんちは最初から自分で何も言わなくてもやってたのかなあ。
学童から帰ってきてご飯を食べて、宿題をして明日の支度をしてお風呂入ったらあっという間に寝る時間になってしまいます。強制的にやらせるのはあまり意味がない(いやになってしまったら続かない)と思うので、どこかの時間で自分から自然にやるように仕向けたいのですが、寝かせた後「あ、今日やらせてないや」と気づく日がしょっちゅうです。
石橋さんのお母さんに話すと「なんでもいいんだからぱっと問題出してあげればいいでしょう、ちょっとでいいから毎日やらせるのが大事なのよ、親の責任よ」と言われてしまいます。確かにやってしまえば5分10分のことなので、まったくすきまの時間がないということはありません。

この本で吉本隆明さんは「どんなことでも毎日10年続ければ、才能のあるなしにかかわらず必ずものになる」「やるのがとびとびだと足し算になっちゃうけど毎日だと掛け算になる」とおっしゃってます。確かにそうなんだろうと思います。
将来的に娘がどんなふうに将棋とかかわっていくことになるのかはわかりませんが、本人が楽しく続けられる環境を作ってあげたいなと思います。

「毎日しょうぎクイズ(詰将棋のこと)やったら広恵先生やさっちゃんみたいになれるよ」といったら「柊くんのパパみたいになりたい!」と言ってます(^^;;)そりゃ大変だ。
でもまだ一年生だし、夢が大きいのはいいことですよね。