もうひとつの総会

先週は怒涛の一週間でした。LPSAもおかげさまでもうすぐ一周年。初めての総会を控え、山のように文書を作りました。たった1年でこんなにたくさんのことをやってきたんだなあ、と感慨に浸る間もなく、まだ当日までぎりぎりの作業が続きます。

それだけでも大変だったけど、今日はもうひとつの総会があります。市内保育所保護者会連絡会の総会。昨年秋に市が幼稚園・保育所の再編計画を発表したので、これからの方針を決める大事な総会になります。2年間役員をやってきて、こちらでも総会の補足資料を作ることに。これがまた、とりあえず作るということができない性格だから、ちゃんとしたものにしようと調べ物をしだすと止まらなくなっちゃうんですよね。

うちの市は教育に熱心な市という定評があって、だからこそわたしも選んで引っ越してきたのに、お金のことばかり言って子どもにしわ寄せがいくような計画は許せない。でも、いま全国で続々と民営化が進んでますけど、なぜかといえばもともとは国の方針で、三位一体改革による保育費用の一般財源化が影響している。特定財源とか一般財源って道路の話だけじゃないんですね。

先週の「週刊東洋経済」に「子ども格差」という大特集が組まれていました。
子どもの環境を守るには、社会全体の意識改革が必要だなとつくづく思います。育児休暇や時短など制度がいくら整備されても、実際にはとれる雰囲気じゃないんじゃ意味がない。まだまだ子どもができたら仕事を辞めざるを得ない女性もたくさんいますし、お父さんがもっと子育てに参加できるようなシステムもみんなで作らないといけない。医療費の補助や育児手当もできるだけ長くほしいけど、財源はどうするか…世の中のことは調べていくとみんなつながっていて、だから、やっぱり社会とか政治とかにはちゃんと興味を持って、考えていかないといけないなと思います。
興味のある方、機会があったらぜひ読んでみてください。週刊誌だからもう店頭にはないかもしれないんですが。
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2008/0517/index.html

あ、ママ友作りたかったら役員引き受けるのもおすすめですよ。絵が描けるとか文書作れるとか特技があるとすごく喜んでもらえてお母さんたちに感謝されると思います。うちも最初は赤ちゃんから一緒の子たちのなかに途中から入って親子ともどもなじむのに苦労しましたが、今ではたまに一緒にご飯食べたり家を行き来したりできる知り合いもできてよかったと思っています。